【ビジネス向け】LINE公式アカウントとは?開設から活用方法、料金プランを解説!

2022/04/21

近年、CRMの重要性がますます高まる中、LINE公式アカウントを用いたCRMを検討している企業も多いのではないでしょうか?

しかし、導入するに当たって次のような悩みを抱えている企業も多いでしょう。

LINE公式アカウントに関する疑問
    • ・そもそも、LINE公式アカウントとは何か?何ができるのか?
    • ・料金プランによる違いは何か?
    • ・CRMとしてどのように活用すれば良いのか?


本記事ではLINE公式アカウントの基本的な概要から、開設の仕方、料金プランや活用方法について解説していきます。

是非とも参考にしてください!

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LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントは、企業や店舗向けのアカウントのことを意味します。LINE公式アカウントを発行した企業や店舗は友だちとして登録しているユーザーに対して、様々な情報を届けることができます。

ご存じのとおり、LINEは個人として多くのユーザーが利用しています。


画像元(LINE公式サイト):【公式】LINE公式アカウントを無料で開設|主な機能や導入効果まで


そのため、ユーザーの生活に馴染みやすいため、CRMとして最適なツールの1つと言えるでしょう。

主な機能

LINE公式アカウントとは、ビジネス向けのLINEということを説明しましたが、具体的にどのようなことができるのでしょうか?

個人としてLINEを使用する中で、イメージできている機能もありますが、ビジネス向けならではの販促機能もあります。

この章では、LINE公式アカウントで可能な機能について説明します。
ぜひ、自社での活用の参考にしてください。

メッセージ配信

1つ目に紹介する機能は、メッセージ配信です。
LINE公式アカウントで友だちになっているユーザーに対して、直接メッセージを送り、ユーザーとコミュニケーションを取ることができます。

様々な形式でメッセージを送ることができます。
例えば、
・テキスト
・スタンプ
・画像
・動画
などが挙げられます。


個人として利用者数の多いLINEを用いて、ユーザーとコミュニケーションを取れることは、ユーザーの生活に馴染みやすく、CRMとして優秀なツールと言えるでしょう。

リッチメニュー

2つ目は、リッチメニューです。
リッチメニューとは、トーク画面の下部に現れるメニューのことです。


画像元(LINE公式サイト):株式会社ジンズ(JINS)「【公式】リッチメニューの活用法│作成から設定方法まで解説」

メッセージ配信と違い、いつでも画面の下部に常設されているのが特徴です。
そのため、次のような情報を載せ、ユーザーにアプローチすることが望ましいでしょう。

・常に必要と思われる情報(実店舗のアクセス方法、よくある質問、など)
・誘導したいもの(公式サイトへ誘導しアカウントを発行してもらう、など)

また、PC画面では表示されないため、スマホの使用を想定した情報を設置することが求められるでしょう。

チャット

3つ目は、チャットです。
トークを送ってくれたユーザーに対して、個人利用と同じように個別でチャットをすることが可能です。

そのため、ユーザー個人個人のお問い合わせを受けることが可能です。

しかし、膨大な数のユーザー1人1人に対して、手動でコミュニケーションを取ることは運営が難しいですよね。


そのため、LINE公式アカウントには、自動応答機能があります。
ユーザーから、特定のテキストを受けとった場合、事前に登録したメッセージで返信することが可能です。また、AIが判断して自動で応答するように設定することが可能です。

この、自動応答機能を使うことでたくさんのユーザーと円滑にコミュニケーションをとることが可能です。

LINE VOOM投稿

4つ目は、LINE VOOM投稿です。
LINE VOOMとは、LINEアプリ内でショート動画を楽しめるようにした機能になります。
ユーザーは、レコメンドされたおすすめ動画を見て、アカウントをフォローすることが可能です。

そのため、LINE VOOMを活用することで、LINE公式アカウントに友だち登録していないユーザーに対して、リーチすることが可能です。

この、LINE VOOMを活用することで、友だちの数以上の認知拡大することが期待できます。


画像元(LINE公式サイト):【公式】LINE VOOM

クーポン

5つ目は、クーポンです。

ビジネス向けのLINE公式アカウントならではの販促機能です。

クーポンは、次のような条件で設定することが可能です。
・公開範囲:全体公開or友だちのみ
・使用可能回数:1回のみor上限なし
・抽選機能:当選確率や当選者の上限数を設定可能

作成したクーポンは、メッセージ・LINE VOOMなどで投稿・配信が可能です。

LINE公式アカウントの開設方法

LINE公式アカウントの基本的な機能について紹介してきました。
それでは、ここでは具体的にどのようにLINE公式アカウントを解説することができるのかを紹介します。


3STEPで簡単に開設することが可能ですので、とても簡単にアカウントを発行することができます。

準備していただくのは、スマートフォンもしくはパソコンだけです。

それでは、解説していきます。

ステップ1:開設ページにアクセス

まずは、LINE公式サイトにアクセスし、LINE公式アカウントの開設をスタートさせてください。


下記のURL先からLINE公式アカウント開設ページにアクセスができます。

画像元(LINE公式サイト):LINE公式アカウント開設ページ

そして、「アカウントの開設(無料)」をクリックしてください。
クリック後に、下記画面になりますので、「アカウントを作成」をクリックしてください。

画像元(LINE公式サイト):LINE公式アカウントの作り方|開設の設定と運用方法

ステップ2:LINEアカウントorメールアドレスを登録

次に、LINEアカウントもしくはメールアドレスを登録します。

現在使用している個人のLINEアカウントから開設する場合、LINE公式アカウントと連携させることで、開設することができます。

また、メールアドレスで登録する場合は、必要情報を聞かれますので、それらを登録するとLINE公式アカウントの開設が完了します。

ステップ3:管理画面にログインし基本情報を設定


登録作業が完了後、LINEの管理画面(LINE Official Account Manager)にログインできたらアカウントの開設作業は完了です。

画像元(LINE公式サイト):LINE公式アカウントの作り方|開設の設定と運用方法

管理画面から、基本情報(アカウント名やプロフィール画像、背景画像など)を登録していきましょう。

アカウントの種類と料金プラン

さて、LINE公式アカウントの開設作業に関して説明しました。

無料で簡単にアカウントを発行することが可能ですが、LINE公式アカウントには2種類あり、料金プランが3種類存在します。

・アカウント:「認証済みアカウント」or「未認証アカウント」
・料金プラン:「フリープラン」or「ライトプラン」or「スタンダードプラン」

アカウントを発行した時点では、未認証アカウントでフリープランとして発行されています。

これらの、間にはどのような違いがあるのでしょうか?

認証済みと未認証アカウントの違い

2種類のLINE公式アカウントの違いは以下の通りです。

・認証済みアカウント:LINEの審査を通過したアカウント。
・未認証アカウント:LINEの審査なしで作成できるアカウント

認証済みアカウント特有の機能と、それぞれのメリットは以下のようなものが挙げられます。

・青色の認証バッジが付与される
→信頼性が上がる

・LINEアプリ内の友だち検索結果画面に表示される
→ユーザーが見つけやすくなる

・販促用ポスターデータが無料でダウンロードできる
→登録を促す経路が増える

そのため、認証済みアカウントの方がCRMなど販促用として活用するメリットが大きいことがわかります。
認証済みアカウントになるためには、管理画面からの申請が必要になります。

料金プラン

選べる料金プランは画像の通り3つになります。
また、認証済みでも未認証のアカウントでも選べる料金プランは同一です。

画像元(LINE公式サイト):認証済アカウントの申し込み方法|特徴や機能、未認証アカウントとの違い

この画像を見てわかる通り、メッセージの配信数に応じて料金プランを変更する必要があります。
課金対象になるメッセージは、次の通りです。
・通常のメッセージ配信
・Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」


そのため、メッセージの配信頻度や配信する友だちの数を増やす場合に料金プランに変更を検討することが望ましいでしょう。

例えば、週に1回の配信(月4回)を行う場合を考えてみましょう。

フリープランでは1,000通の無料メッセージを配信することが可能なため、250人の友だち(ブロックされていない友だち)に配信することが可能です。

そのため、配信頻度を増やす場合や配信する対象の友だちが250人を超えた場合にプランの変更を検討すると良いでしょう。


また、LINE公式サイトでは、料金のシュミレーターも用意されているため活用すると良いでしょう。

LINE公式アカウント 通数費用シミュレーター

CRMとしての活用方法


以上、LINE公式アカウントの基本的な機能やアカウントの種類、料金プランについて説明してきました。
CRMとして活用するには充分な機能がLINE公式アカウントには備わっています。
具体的に、LINE公式アカウントをCRMとして活用する方法を以下の記事にまとめてありますので、ご参考にしてみてください!

まとめ


いかがだったでしょうか?
LINE公式アカウントとはビジネス向けのアカウントであり、CRMとして有用なツールであることがわかったと思います。
開設も3STEPで簡単に開設することが可能なため、これを機会に開設してみてはいかがでしょうか?
また、LINEを用いたマーケティング方法や集客方法は下記の記事にまとめてありますので、こちらもあわせてご覧ください!

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