無料でも使える顧客管理(CRM)システムおすすめ3選!選定基準や効果も解説

2024/04/26

近年ではITの技術革新が進み、多種多様な顧客管理(CRM)システムが売り出されています。

従来のエクセルによる顧客管理も利点はありますが、顧客情報を元に戦略立案やサービス改善を行い、お客様のニーズをより満たすには高機能な顧客管理システムがほぼ必須です。

しかし、このサイトを開いた方は、どの顧客管理システムが良いかわからず、高いコストを支払うことにも迷いがあるのではないでしょうか?

そこで今回は、無料でも使えるおすすめの顧客管理(CRM)システムを3つ紹介。

そもそも導入を悩んでる方のために、メリットやシステム選定の基準なども紹介しますので、簡単な顧客管理を求めている方はぜひお付き合いください。

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CRMとは

CRMとは「顧客関係管理」のことで、企業が顧客と良好な関係を築くことで利益の最大化を目指す施策やツールを指します。

CRMでは、顧客の性別や年齢など基本情報だけでなく商品を購入する際に得られた顧客単価や購入履歴、問い合わせ情報などあらゆるデータの一元管理が可能です。

たとえば、メールマガジンを送るときに顧客履歴情報がわかれば、同じ商品を購入した他の顧客がよく買っているものをおすすめとして送ることができます。

顧客のニーズにあった商品の紹介は顧客にとって有益な情報であり、顧客満足度や売上の増加が可能です。顧客にメリットのある情報提供や施策を実施することで企業の売上を増加させることが、CRMの強みであり目的といえます。

無料で使える顧客管理(CRM)システムおすすめ3選!

まずは、無料で使える顧客管理(CRM)システムを3つ紹介してきます。

今回紹介するシステムは、無料で全てが使えるというわけではなく、無料でも多機能になっているというものです。

それぞれの顧客管理(CRM)システムの特徴を抑えて、求めている機能に一致するシステムを試してみてください。

うちでのこづち


うちでのこづちは2010年から提供を開始し、現在EC通販企業で一番導入されている顧客管理(CRM)システムです。

顧客分析やCRM施策、それらの効果測定など多種多様な機能が揃っており、これ一つでLTV(生涯顧客価値)の向上が期待できます。また、UIも扱いやすく導入にあたって専任のサポートもつくので、導入ハードルもかなり低くなっています。

無料版では、実際に顧客に向けて情報発信を行うことはできませんが、情報分析や施策機能、効果検証など一通りの機能は利用が可能です。

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うちでのこづちの評判や口コミ

Twitterを中心にうちでのこづちの評判をチェックしましたが、基本的にはいい評判が中心となっていました。

しかし一方で、連絡がつかないという悪い口コミも一つだけありました。

ただ、色んな人が噂するほど繋がらないわけでもなく、この時だけ運が悪かったという可能性が高いので、あまり気にする必要はないでしょう。

うちでのこづちをわたしは支払い方法、決済方法として使わせていただきましたが、いざ決済するとなった際に銀行振込にして銀行選択をしたかったのですが問い合わせるとつながらず不本意な形で支払いという形になりました。(クチコミネットより引用)

Hub spot CRM


Hub spot CRMは、世界中で使用されている定番の顧客管理(CRM)システムです。

顧客管理にあたっての機能は一通り無料で利用可能で、かつ利用期限もありません。

大企業から設立したての小さな会社での導入実績もあるので、迷っているならHub spot CRMはいい選択肢の一つとなります。

ただし、無料版では1か月に送信できるメールが2000通までとなっており、より効果的に営業やマーケティングを行いたいのであれば有料版を考慮する必要がでてきます。
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Hub spot CRMの評判や口コミ

海外企業ということでSNSではあまり口コミが見つかりませんでしたが、Hub spot CRMの口コミをまとめたサイトでは高い評価を受けているようでした。

HubspotのCRMは無料で利用できるため、小規模から始めてみたい方には是非おすすめです。
機能としては、有料の他社CRMと比べて遜色なく、非常に多機能です。(ITreviewより引用)

複数のCRMツールを使ってきた中で一番UIが良く、直感的に操作ができる。
最大手のツールに比べると機能面で足りないところがあるとは思われるが相当使い込まない限りでは不満点は出てこないと思う。(ITreviewより引用)

ただし、不満点としては日本語化が怪しい部分が多かったり、多機能なおかげで最初からすべてを把握しきれないなどの指摘が散見しました。

無料版でも多機能なため、なれるまで時間がかかる。顧客の顧客情報詳細項目の修正などを行いたい場合、どこから行えばいいのかなど、ぱっとわかりにくく探すのに時間がかかる。またITツールを苦手とする方にとっては海外産ツールということもあり、UIにおいて若干のわかりにくさを生んでいる(ITreviewより引用)

Fullfree(フルフリー)


Fullfreeは、導入が簡単でカスタマイズ要素も非常に多く、あらゆるジャンルの業界で利用できる顧客管理(CRM)システムです。

それに加えて、ダウンロードするだけですぐに使えて、複数台のPCでクラウド共有もできるので、企業規模を問わず幅広く活躍してくれます。

ただし、CRMに特化した機能が中心となっていて、SFAなどの組み合わせて使うシステム的な機能は用意されていません。

そのため、顧客管理をメインに求めていて、できるだけコストを抑えたいのであればぴったりのものとなります。
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Fullfree(フルフリー)の評判や口コミ

Fullfreeの口コミについて調べると、やはり無料で扱える機能の幅を褒めるものが多かったです。

また、電話対応時にすぐ顧客情報を確認できる機能についての言及もありました。

電話を受ける前に相手の詳細が把握できて非常に便利なソフトです。
表示項目も一律ではなく手動で増減や内容の変更も可能で住所ソフトからのインポートも紐付け作業がいりますが一斉にできるので便利。(Amazonより引用)

悪い口コミとしては、機能が豊富で扱いきれないといったものが多かった印象です。

無料で多機能な代わりに導入代行などは行っていないようなので、根気よく準備するか仕事依頼サイトで個人的に仕事を依頼することも場合によっては考慮が必要かもしれません。

安価なソフトとは思いますが、ダウンロードでも良いのでマニュアルが欲しい。
結論は「よく分からない」(Amazonより引用)

そもそも顧客管理(CRM)システムを導入する意味とは?


無料で顧客管理(CRM)システムを導入できるといっても、その効果や価値がよくわかってないと行動には移しにくいかと思います。

そこで次は、顧客管理(CRM)システムを導入したときのメリットを中心に、なんで導入した方が良いのかを紹介していきます。

顧客管理の手助けをしてくれる

多くの顧客管理(CRM)システムでは、顧客情報の管理を行う機能が備わっています。

この機能では、顧客の属性(氏名や年齢、性別など)に始まり、住所や電話番号などの連絡先などのパーソナルな情報をまとめて管理してくれます。

さらに、その情報に付随して購買した頻度や金額、どんな問い合わせがあったかなどの、顧客がどう関わったかわかる情報も管理可能です。

これらを手動で紙やデータにまとめるとセキュリティや手間の問題がありますが、顧客管理(CRM)システムなら簡単に処理できます。

それぞれの顧客に寄り添った戦略が立てられる

顧客ごとの購買履歴・過去の問い合わせなどを元にして、あらゆる属性ごとの傾向や特徴の分析も顧客管理(CRM)システムなら可能です。

どのような人がどのようなものを求めているのか正確に把握できれば、より効率的で的確なアプローチを行えるようになります。

また、属性ごとの特徴がわかればこれから狙うべきターゲットもある程度見えてくるので、顧客情報を蓄積すればするほどマーケティングの正確性を高めていけます。

顧客の満足度を上げて信頼度を勝ち取れる

顧客管理(CRM)システムの中には、顧客に対してメールやLINEなどで情報発信を個別に行えるような機能がある場合もあります。

そのため、上記のような顧客ごとの傾向や特徴といった情報があれば、それぞれの顧客にとってピンポイントで最適なタイミングと内容で働きかけることが可能です。

この対応を進めることで、顧客はニーズが満たされて疑問点もなくなるので、サービスや商品などを通してブランド全体の信用度を高めていけます。

無料版をやめて有料版にした方が効果は期待できる


できることなら低コストで顧客管理(CRM)システムを導入したいと思う方が多いでしょうが、無料版はやはり少なからず制限がかかることがほとんどです。

ピンポイントな問題解決から発展して、業務全般の効率や売り上げアップを期待するのであれば、有料版のものを考慮した方が早いでしょう。

しかし無料版の機能制限も、特定の操作ができないという制限だったり使用できる人数や回数といった規模の制限だったり、それぞれ違います。

そのため、導入の目的と用いたい手段をよく検討すれば、低コストでの導入を実現することはできなくもないので、まずは調査と無料版のチェックから始めてみてください。

顧客管理(CRM)システムの選定ポイント


無料でおすすめの顧客管理(CRM)システムを知り、導入メリットのイメージがついても、まだどれがベストかわからない方もいるかと思います。

そこで最後に、顧客管理(CRM)システムを選ぶときのポイントについていくつか解説いたします。

いま抱えている課題を解決できるかどうか

顧客管理(CRM)システムを導入するときは、まず現状で抱えている問題を洗い出してみましょう。問題解決に繋がらないシステムを導入しても意味がないので、ここは最重要の選定ポイントとなります。

この流れを通ることで、例えば「売り上げの向上」を目的とするのであれば、顧客の購買データをできるだけ多く把握して分析できるものを選ぶなど、求める機能が見えてきます。

しかし、購買データの分析と一口に言っても、商品分析や時系列分析など出来ることが変わってきたりもするので、可能なら何のデータが欲しいか深堀りして準備するのがベストです。

扱いやすいシステムかどうか

問題解決に顧客管理(CRM)システムが一役買ったとしても、扱いにくくて作業進捗に大きく影響を与えては別の問題となってしまいます。

すでに導入しているシステムに近しい使い方ができたりするか、そうでなくても簡単に操作できるユーザーインターフェースとなっているかを確認してみましょう。

無料版がある顧客管理(CRM)システムであれば、操作感を確認するためだけに一度試してみるのもひとつの選択肢です。

予算に見合っているかどうか

無料版を使い続けるならいいですが、導入効果を感じられてよりグレードアップしたいと思ったときや、求める機能が有料版にしかないときは予算を考えましょう。

導入によってかかったコスト以外にも月額制で支払いが必要なこともあるので、注意が必要です。

システム導入によって得られた利益よりも毎月コストがかかるなんてことになったら本末転倒なので、有料版が欲しくても最初は無料版にするなどして導入コストを抑えてみるのもありです。

他のツールと連携できるか

顧客管理(CRM)システムは、他のツールと連携できる機能を有している場合があります。

すでに使っている会計ツールやチャットツールと連携できるようであればかなり扱いやすさが変わってきます。

また、通販系におけるヤフーショッピングのように、使いたい業種で有名なサイトと連携できる機能などがあったりすると、導入後にすぐに効果を発揮できるかもしれません。

他にも、電話やFAXと連携できるCTI機能が付いていると、顧客と連絡を取る時に簡単に情報を利用できるので、必要であれば考慮に入れてみましょう。

まとめ:顧客管理(CRM)システムで効率的に業務を進めよう!


今回は、無料で使えるおすすめの顧客管理(CRM)システムと導入メリット、システム選定のポイントを紹介してきました。

手動での情報管理や分析には限界がありますし、顧客管理(CRM)システムを導入して効率よく業務を進めている企業には同じ手法で対抗することがおそらく最善です。

ここまでの情報以外にもこのサイトの記事で知識を深めて、一番目的に合った顧客管理(CRM)システムを導入してみてください。

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